東京 八王子 印鑑文字工房 楽善堂の店長が印鑑や文字の魅力を語る
印鑑の楽善堂 四代目店長 平澤 東のブログ

六角形の象牙印鑑(亀甲印)

2025年04月26日

印鑑 八王子 楽善堂

──── 八王子で印鑑を作り続けて124年 ────

 こんにちは。東京、八王子で印鑑を作っている職商人(しょくあきんど)の平澤 東(とう)です。

 印鑑の彫刻面の形はほとんどが円形、会社印や落款印(書道・日本画の作品に捺す)は正方形です。今回は六角形の象牙印鑑をご紹介致します。亀の甲羅の形なので、亀甲印(きっこういん)とも言います。“鶴は千年、亀は萬年”の言い伝えがあるように、亀は縁起物のイメージが古くからありました。この六角形の中にお客様のお名前を入れて彫ります。

  この象牙印鑑には布製の袴(はかま)が付いています。簡単に言うとキャップのようなものです。彫刻面を保護してくれます。長さは12ミリ程ですが、表面は金襴、裏面(内側)は緋色(鮮やかな赤)になっています。印鑑ケースの方は、背ワニ革で覆輪(ふくりん、金枠の外側にある鎖の飾り)が付いています。ワニ革ケースは高級ケースの一つですが、腹ワニ、背ワニとあり、背ワニ革の方が更に高級でお値段も高くなります。

 お値段です

フルネーム(姓名とも)彫刻        49,500円(税込) 背ワニ革ケース、袴付き
姓、または下のお名前、どちらかを彫刻  39,500円(税込) 背ワニ革ケース、袴付き
 お買い得のお値打ち価格にさせていただきます。お尋ねは、お気軽にお電話下さい。
 042-622-1976 文字工房 楽善堂(らくぜんどう) 午前9:00~午後6:00

▲六角形の象牙印鑑です。長さは45ミリ、彫刻面の大きさは14ミリ(角から向かい側の角まで)です。

▲右から六角形の象牙印鑑、袴(はかま、印鑑を入れるキャップ)、背ワニ革ケースです。

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