東京 八王子 印鑑文字工房 楽善堂の店長が印鑑や文字の魅力を語る
印鑑の楽善堂 四代目店長 平澤 東のブログ

夜光貝印材(お持込み)4本に彫刻

2024年02月17日

印鑑 八王子 楽善堂

──── 八王子で印鑑を作り続けて124年 ────

 こんにちは。東京、八王子で印鑑を作っている職商人(しょくあきんど)の平澤 東(とう)です。

 熊本県にお住いのお客様から夜光貝の印材をお預かりして、ご苗字を彫らせていただきました。本数は4本、ありました。このお客様は器用な方で、海で採れた夜光貝を加工して印材(印鑑の材料)になさいます。今回は、ギフト用になさりたい、とのことでした。数年前には打ち合わせをして、印材の長さは、一般的に6センチ、直径は12ミリから15ミリ位までが多いですよ、などとお話させていただきました。

 夜光貝印材のおもしろいところは、天然物の貝から作っているので、全く同じ印材が無い、ということです。木製のつげ材は、木目の違いが少々で出ますが一見すると同じに見えます。黒水牛は染め無し、の場合は白い模様が出て来て印材ごとに違いますが、印材加工の過程で染めた場合は黒一色の均一の印材です。ご注文主のお客様は、それぞれギフト相手の方を思い浮かべて夜光貝の印材を決めたのでは、と思っております。書体は古印体(こいんたい)といって、判読しやすく線質に太い、細いの味わいのある書体をご指定でした。

 このように未彫刻の印材をお預かりして、彫刻することもありますが、夜光貝は当店にも少々の在庫があり、印材からのご注文もお受けしております。ご希望の場合はぜひ、ご相談下さい。樹脂を貝に入れ込んだ緑系、青系、などもございます。直径12ミリの銀行印(姓またはお名前を彫刻)で極上牛革ケース付き、24,800円(税込)です。

▲右端の本は樹脂の入っていない夜光貝です。左端から3本は緑系の樹脂入り
その右側3本は、青系の樹脂入り夜光貝です。

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